レンタル美術館®とは

日常の空間に、小さな美術館を。

「レンタル美術館®」は、病院・高齢者施設・企業・教育研究機関などの日常の空間に、作品を一定期間展示するサービスです。

作品を所有するのではなく、一定期間レンタルすることで、空間や季節、そこを利用する人々に合わせて作品を入れ替えることができます。

待合室、廊下、会議室、研修室、共有スペース。

普段は美術館ではない場所に作品が置かれることで、そこにいる人がふと立ち止まり、見て、感じ、考える時間が生まれます。

Voice of Artは、アール・ブリュットを起点に、若手現代作家を含む多様な表現と社会をつなぐことを目指しています。

作家の背景や既存のカテゴリーだけで作品を見るのではなく、まず、目の前にある作品そのものと向き合うこと。

そこから生まれる発見や違和感を大切にしています。

単なる装飾ではなく、問いが生まれる空間へ

レンタル美術館が目指すのは、単に壁を飾ることではありません。

作品によって、空間の印象が変わること。

いつもとは違うところに、人の視線が向くこと。

会話のきっかけが生まれること。

そして、自分の感じ方と、他者の見方が同じではないことに気づくこと。

一つの作品を前にしても、

「好きだ」と感じる人もいれば、
「よく分からない」と感じる人もいます。

どちらかが正解なのではありません。

「なぜ、自分はそう感じたのか」

そこから、新しい問いが始まります。

レンタル美術館は、アートを日常の空間に置くことで、人が自分自身の「見る」「感じる」「考える」に立ち返る小さなきっかけをつくります。

導入できる場所

レンタル美術館は、以下のような場所での導入を想定しています。

・病院の待合室、廊下、受付付近
・高齢者施設の共有スペース、食堂、廊下
・企業の受付、会議室、休憩スペース、研修室
・教育研究機関の研究室、ラウンジ、共有空間
・地域施設、福祉施設、文化施設など

作品を置く場所の目的や、そこで過ごす人々に合わせて、作品の選定や見せ方を考えます。

サービス内容

レンタル美術館では、展示場所や目的に応じて、以下の内容を組み合わせてご提供します。

・展示場所や目的についてのヒアリング
・作品の選定
・展示方法のご相談
・作品の設置
・作品紹介・鑑賞のためのテキスト作成
・QRコードによる作品紹介ページへの誘導
・一定期間ごとの作品入れ替え

具体的な内容は、展示場所、作品点数、展示期間、ご希望の目的に応じて個別にご相談いたします。

作品を見るための「入口」をつくる

展示作品には必要に応じて、作品名、作家紹介、素材や制作背景などを紹介するテキストを添えます。

ただし、作品の「正しい見方」を説明することが目的ではありません。

作品について少し知ったことで、もう一度作品を見てみたくなる。

自分とは違う見方を知り、誰かと話してみたくなる。

作品紹介やQRコードは、そのための小さな入口として設計します。

導入実績

レンタル美術館は、医療・教育研究の現場で実際に導入されています。

木村内科・胃腸内科(横浜市)

展示前
展示後

院内の待合・通路空間に作品を展示し、来院者や職員の方々が、日常の中でアートに触れられる環境をつくりました。

展示前と展示後の空間を比較すると、一つの作品が加わることで待合室や通路の印象が変わり、それまで通り過ぎていた場所に視線が留まる場所が生まれます。

作品が人や空間にどのような変化をもたらすのか。

実際の環境で確認しながら、よりよい導入方法を探っています。

都内大学での導入

教育・研究領域での展示協力
都内教育研究機関での展示風景

都内の教育研究機関においても、「レンタル美術館」の作品展示を導入いただきました。

教育・研究の日常空間に作品を置くことで、空間の印象や、作品を通じた対話のきっかけがどのように生まれるのかを探る取り組みです。

導入をご検討の方へ

レンタル美術館は、たとえば次のような方に向けたサービスです。

・病院や高齢者施設の日常空間に、新しい視線や会話のきっかけをつくりたい方

・企業の受付、会議室、研修室などに、単なる装飾ではないアートを導入したい方

・創造性、多様性、対話について考えるきっかけとしてアートを活用したい法人担当者の方

・アール・ブリュットをはじめ、多様な表現を、既存のカテゴリーにとどまらない形で社会へ届けたい団体・関係者の方

・作品や作家との新しい協働の可能性を探している文化・教育関係者の方

まずは、小規模な試験導入からご相談いただくことも可能です。

導入について

詳しい導入の流れや料金については、「導入の流れ/料金」ページをご覧ください。